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オトンの心得・決めごと

2015.12.22

「なりたい」と「ありたい」

先日の満員電車でのこと、

ある日の満員電車の中、私は座っておりました。

隣には若い会社員風の男(Aとします)、

その隣は同じく若い会社員風の男(Bとします)。

AとBの間に、少し妊婦さん風の女性が立っておりました。

もしかしたらそうかもと思いましたが、

ダウンを着ていたこともあり定かではありません。

でも、電車が少し大きく揺れた時に彼女の肩にかけていたカバンが前にきて、

そこに「おなかに赤ちゃんがいます」バッジが見えました。

これは角度的にAとBの間にあったものなので、2人はパッと見てわかるはずです。

でもAは読書に集中、Bはスマホのゲームに集中しているようす。

結果、私が席をかわりAとBの前に立ちったのですが、

Aの読んでいる本が気になって(ここではBのことはおいておきます)、

目を凝らして覗き見をしました。すると

「若い人が、若い人の言動が、信頼を得るために」

というような内容の本を読んでいたのですね。Aさんは。

で、目の前の妊婦さんに気づかず(または気づいていたのか?)

そのまま本を読み続けていました。

なんていうんでしょうか、

将来自分はこうなりたい。と思うことはとても大切だと思うのですが、

今自分はこうありたい。ということが心底大切なような気がします。

こうなりたい願望は、いつまでたってもなりたい願望のまま終わっていくのではないかと思うのです。

こうありたいというのは、すぐ行動に移すことができることになるんじゃないかと

思うわけでございます。

今の自分が目にしている光景は、そういうことを物語っているなと

思ったわけでございます。

そしてこの話を妻にしたところ、

「Aさんは、それができないからその本を読んでいたんだよ」という答え。

なるほど、エッシャーのだまし絵みたいなことになっているのだなと思いました。

naritai

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