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oton+to(オトント) > 商品紹介 > 僕の好きなものは、ベスト盤には入っていなかった。

商品紹介

2013.7.4

僕の好きなものは、ベスト盤には入っていなかった。

ある日、小6の長男コタが

「いま、学校で歴史やってるんだけどさ、

やっと信長が出てきたと思ったら、次のページで死んじゃった」

と言った。

「そんな早く終わったのか、その時代」

「うん、なんにも書いてなかった」

 

コタは小3のときから歴史好き。

その頃流行っていたこともあるけれど、

武将のこと、お城のこと、

戦国?安土桃山時代や幕末、とにかく

どんどん調べてどんどん詳しくなっていった。

もうotonもついていけないくらい。

歴史に全く興味を示さないokanにいたっては

「ウチの息子がなにを言っているのか、ワタシさっぱりわかりませんわ」

っていうくらいに。

 

その頃のコタの模様はここにも以前書いています。

歴少年、松本城へ!

大阪城はエラかった!

 

この情熱は小3、小4と続き、

5年生には少し冷めたけれど、

学校で歴史を勉強するのは6年生から。

自分が興味持って調べていたことをようやく、学校の授業でやることになる。

やっぱり楽しみにしていたようなんですわ。

 

教科書は、古い時代から進んでいきます。

自分が興味ある時代がやってくるのが待ち遠しい。

そしてようやくその日、その授業がやってきた。

そしてその授業中に、その時代は終わった。

 

otonも教科書を読んでみた。

安土桃山時代あたりは確かにサクッと終わっているが、

主要な出来事はひととおりこの3?4Pの中に

コンパクトに揃っているようにも思えた。

 

「一応ひと言ずつ書いてるじゃん、教科書に」

「うん、でも、なにも書いてないんだよね」

 

 

コタと同じように、歴史に興味のあった友だちが先生に言ったようだ。

もっと詳しいことは勉強しないんですか?って。

 

「そしたら先生なんて言ったの?」

「中学校でやります、って言ってた」

 

まあそうか、確かに小学校の歴史って細かいとこは勉強しなかったな。

そんなに厚くない教科書(確か上下巻あったと思う)に、縄文時代から現代まで

が詰まっているから、全体がざっくり把握できるのはよいけど。

この教科書って、歴史のベスト盤みたいなもんなんだなあと。

 

ベスト盤といえば、と、思い出したことがある。

重松清の小説に、「小さき者へ」というのがありまして、

そこには、こんな文章がありました。

 

//////////////////////////

親は、どんなときにもベスト盤を子どものために、

よかれと思って選んでしまうものなんだな。

そして、子どものほんとうに聴きたい曲にかぎって

ベスト盤には入っていないんだな。

//////////////////////////

 

なるほどなあ。

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小さき者へ (新潮文庫)

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