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引っ越し会社経営 山本恒夫さん
オトンの流儀とか
ビジネスマン編 Vol.36

子どもは5人ですが、一人ずつと過ごす時間は必要だと思います。絆が深まりますから。

引っ越し会社経営 山本恒夫さん

引っ越し会社経営 山本恒夫さん

家族構成:妻、娘(高1、中1、小5、幼児)、息子(4歳)

【オトンの流儀とか】 
今回は引っ越し会社を経営されている山本さんです。5人のお子さんのオトンです。基本平日は仕事であまり子どもと触れ合う時間のない山本さんですが、休日にはできるだけ子どもと過ごすようにしています。また最近、子どもと二人だけで過ごす時間を作ることで、変化が起こっただとか。2回連載です。

聞き手:oton+to編集長 布施太朗

第1回高1の娘に「もしかして付き合ってるんじゃないか」という話をしたら、娘が認めたのでちょっと怒りました。

―よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

―お子さんは5人いらっしゃるんですよね?

そうですね。自分ももともと5人兄弟なので、子どもも多い方がいいなと当初から思っていたんです。最初の3人は女の子で今、高1、中1、小5です。

そのあと奥さんは仕事をするか、もう1人子どもをどうするかと悩んでいたんですが、いつの間にか4人目ができていたという感じです。

―となると4人目は結構年が離れてらっしゃるんですね。

そうですね。7つ違いです。今、3番目が11歳、4番目が今年4歳です。4番目は待望の男の子でした。5人目は特に夫婦で話し合うでもなく、自然にできたという感じですね。

 

―自然に。

そうなんですよね。タイミング的に奥さんはしんどかったと思うんですけど。3人でも手一杯のところ4人目ができたので。

―そこに図らずも5人目ができてしまったと。

そうですね。5人目は女の子でした。

―ご出身とお歳などをお伺いしていいですか。

出身は神奈川県川崎市です。今年で41歳です。結婚は今年で17年目ですね。

―ちなみに奥様のご出身は?

神奈川県横浜市です。顔は昔から知っていて、再会したのは24歳の時でした。それから付き合って3ヶ月で子どもができて、翌年結婚しました。

―ではお仕事のことも。

引っ越し業を営んでいます。高校生から仕事をしていて、独立して今年で20周年です。志としては、引っ越しは人から感謝していただく仕事なので、「ありがとうございます」という言葉を頂けるのが嬉しいですね。人の役に立つ喜びがあります。そして引っ越しを通じて世の中をハッピーに、そして感動を与えたいと考えながら仕事をしています。

―高校生の時から引っ越し業界一筋ということですか?

一応、ダブルワークで居酒屋やコンビニなど高校生の時にやったことありました。また1か月ほど引っ越し業をやめて他の仕事をやったりしましたけど、やっぱりお金じゃないんだと思いました。

引っ越し業でお金を頂くことが自分のやりがというか、生きがいみたいなところがあって。お金を稼ぐ大変さを身に染みて感じましたね。これだけやって1万円かと思うこともありました。

―今もお忙しいんですか?お休みは週末?

そうですね。ドライバーが集まりづらいので、人材育成や採用活動に走り回ってます。今アルバイトを含めて100~120人でやっています。休みはだいたい日曜日です。あとは仕事ですね。

―平日のサイクルを教えていただけますか。

朝はだいたい7時に出勤です。朝ごはんは毎日食べています。朝礼の後は会社で各支店へ指示出し~経理、人事や法人営業などをしています。夜は会食などがなければ9時くらいまでに帰る感じですね。

―出勤前にお子さんは起きているんですか?

上の子二人は起きますけど、幼稚園以下の子は寝ていますね。だから休みの日に久しぶりに顔を見るなってこともあります。部屋が別なので、寝顔も見れないこともたまにありますね。

―日曜日はどんな感じですか?

日曜日は家族と一緒に朝昼晩みんなで食べます。また結構出掛けることも多いですね。子どもたちと公園に行ったり、行きたい遊び場とか、ディズニーランドにいったりとか、買い物に行ったりとか。ただ一番上の高1の子はもう一緒に行かないですね。

―部活や習い事は?

高1の子はもうやっていなくて、アルバイトをやっていますね。中1の子はバドミントンをやっています。小5の子は特に何もやっていないです。学校が終わったらまっすぐ帰ってきて、友達を遊んだりしています。

中1の2番目の子はオーディションを受けて、隔週日曜にレッスンを受けに行っているんです。東京都内の方なので、自分が車で送り迎えをして。子ども専用のレッスン会場みたいなのがあって、いろんな子どもが集まっていて、そこで練習しているとプロダクションから声がかかってモデルになったり、そんな感じのところです。

―送り迎えではいろいろ話しますか?

はい。普段は平日あまり会話をしないので、学校や部活、レッスンどうだったみたいなことを話してますね。

―今一番コミュニケーションを取っているには中1の子ですか?

そうですね。あと一番上の子もアルバイトをしているので気にかけてます。帰りが夜の10~11時になったりもするので。一応門限が11時に決まっているので、11時を過ぎると「遅い」と軽く怒ったりします。また彼氏もいるので気になりますね。

―彼氏は同じ高校?

はい。中学から高校まで同じ同級生の子です。ただ心配ですけど、妻も私も結構コミュニケーションは取れているので、そんな変な付き合い方はしていないかなと思っています。

―会ったことは?

あります。家にも結構遊びに来たりしますよ。真面目な子ですね。ただ最初は二人が付き合っているのを知らなかったので、家にいる時に「この二人、実は付き合っているんじゃないの?」と嫁に聞いたらその通りだったみたいな。二人は「バレた」って言ってましたけど(笑)。子どもたちが中学3年生の頃に卒業旅行でニューヨークに3週間くらいいたんです。縁があってお友達の方のお母さんの親戚がニューヨークに住んでいて案内してくれるから、子どもたちだけで来てもいいよと。男3人女3人でニューヨークに行きました。そこで娘が彼氏と付き合って、帰って来ました。

―ニューヨークで付き合ったってことですか?かっこいいですね。

はい。そのニューヨークメンバーの親を含めた打上げをやろうということになって、その時に初めて僕が二人を見て、その時イチャイチャしてたんで、気づいたって感じです。その時に言っておいてくれれば自分も対応の仕方が色々あるじゃないですか。でもその時まで全く自分だけ蚊帳の外だったので。向こうの両親は知っていたみたいなんですけど。

―その件についてはその場で両家が話したりしたんですか?

いいえ、帰ってきてから妻とその高1の娘と改めて「もしかして付き合ってるんじゃないか」という話をしました。そうしたら娘が認めた形ですね。その時は娘が付き合っていたことを教えてくれなかったことを妻に対して怒りましたけど。その後は付き合うにあたって色々話し合いましたね。門限のことや、泊まりにいきたいって言いましたけど、責任取れないことはしてはだめだと。18歳までは無理だよというような説明をしたりとか。

―そこはしっかり父親として。

そういえば、娘がアルバイトをはじめる時も自分が結構探したんです。自分も高校生の時に色々アルバイトをして、良し悪しがあったので調べてみようと。そこで妻と一緒に調べて「ここがいいんじゃないか」とか。今のアルバイトは色々あるので、ある程度感謝してくれたみたいですね。

―反抗期とかはないんですか?

あまりないですね。ただ良いとこどりしてるのかな?と思うことはありますね。どこか連れて行ったり、勉強教えるのは自分で、怒るのは妻みたいな感じがあるので。また中学校の頃が陸上部で、その時自分も家の周りをよくマラソンしていたので、日曜日に一緒にランニングとかをしました。

―普段平日にコミュニケーション取れなくても気にすることないということですかね。

そうですね。逆に週末ぐらいが丁度いいと思いますね。多分妻も子どものことで大変ですけど、平日は自分の分のご飯を作らなくて良いので。週末だけ作るのが普通になってきていますね。

山本恒夫さん

【第2回】に続きます

山本恒夫さん

今回の"オトン"なビジネスマンは、

山本恒夫さん

株式会社スタームービング 代表取締役社長
家族構成:妻、娘(高1、中1、小5、幼児)、息子(4歳)

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