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子どもと会話

2012.11.29

父と娘 お父さん大っ嫌いです5

朝ごはん係のYさん。

毎朝5時に起きてお父さんの朝ごはんを作り、一旦寝る。

お父さんは6時に起きて朝ごはんを食べ、仕事に出かける。

Yさんは、お父さんが家を出た後に起きてきて朝ごはんを食べ、大学に行く。

そんな生活をしていた。

お父さんと顔をあわすのがイヤだったから。

 

基本的にはやはり、お父さんと話をしたりするのは避けていたYさん。

お父さんも娘と話をするのは苦手なのだろう。

 

「子どもとの接し方がわからないんです。

親戚の子と会ってもフリーズしてしまって。

接したい気持ちはあるようなんですけど、

いざ目線が合うとわからなくなってしまう」

 

Yさんの誕生日プレゼントは、高校生の時から現金だったそう。

お母さんがいた時はモノだったけれど。

「お父さん、私が何をもらうと喜ぶかわからないし、

一緒に買いにいこうとは言えないし」

 

〉〉Yさんは、お父さんの誕生日はどうするの?

 

「お父さんに誕生日プレゼントって恥ずかしいですよね。

誕生日に一緒にごはん食べにいくとかは超ハードル高いですよ。

だったら一瞬だけ恥ずかしいほうがいい。

だからプレゼントを買って渡します。シャツとかネクタイとか」

 

〉〉その時、お父さんは?

 

「ありがとうって、フツーに」

 

〉〉そうですか。

 

「でも、その後あちこちで自慢しているらしいです。

プレゼントしネクタイをしたりシャツを着るたびに、『これ娘にもらったんだ』って。

おじいちゃんにも会社でも。そういう話をよく聞きます」

 

お互い不器用な、父と娘の話でした。

 

おしまい。

 

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