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漫才師 サンドウィッチマンさん
オトンの流儀とか
アーティスト編 Vol.11

サンドウィッチマン、伊達と娘と富澤と息子。【第2回】

漫才師 サンドウィッチマンさん

漫才師 サンドウィッチマンさん

家族構成:伊達家 妻、娘(5歳)・富澤家 妻、息子(6歳)、息子(2歳)

oton+to編集長 布施太朗 写真:島野大輝

第2回富澤の息子に「お父さんと組みたいから、伊達さん分かれて」と言われたんです。僕は運転していた車を止めて言いました。「お前、何言ってるんだ」と。

―なるほど。

富澤 俺もいつ死ぬかわからないから、死ぬ間際に、あの時息子が欲しがっていたものを買っといてやりゃよかったなと思うのがイヤで。

―あっ、そっちを悔やむのがイヤなんですね。

富澤 そっちもイヤです。

伊達 ああ、なるほどね。

―富澤さんの息子さんは確か、お父さんとコンビを組みたいという夢を持っていると聞いたことがあります。

富澤 はい。この前、伊達が息子と遊んでくれていたんですけど。

―はい。

富澤 その時に、「お父さんと組みたいから、伊達さん別れて」って。伊達が言われたらしいです。

―修羅場ですね。

伊達 修羅場ですよ。「おい、ちょっと待て」と。

―ちょっと待てと。

伊達 俺、運転していて、後ろから言われたんです。1回、車停めて後部座席を振り返って言いました。「お前、何言ってんだ」と。

サンドウィッチマンさん

一同 笑笑笑。

伊達 でもね、可愛いですよ。そんなこと言ってくるのがね。

―面白いなあ。

伊達 娘とは全然違うなと思って。こないだ、こいつん家の長男連れて、相撲部屋に行ってきたんですよ。

―はい。

伊達 うちの娘と2人で遊んでいるんですけど、こいつん家の子どもがすぐちょっかいかけてくるんです。僕に。なんか男の子って面白いなって思いましたね。

―男の子は面白いですか。

伊達 ヘラヘラしてるし。

―ヘラヘラ(笑)。

伊達 おしっこだ、お腹すいただと、僕にどんどん言ってくるわけですよ。相撲の稽古をみんな大人しく見ている中で、うちの娘も大人しく見てるのに、こいつん家の子どもだけ、バターンって横になって「あー!お腹すいた〜」って。

富澤 あははは。

伊達 それで1回2人を連れて外に出て、コンビニを探しておにぎりとか食べさせて、お菓子も食べるっていうから食べさせて、そうすると今度、道路を走り回るわけですよ。それが怖くて僕ががっちり2人の手を繋いで。遊ばせている時にケガなんかされたら困るしね。

―そうですね。

伊達 それで今度は「おしっこ!」。コンビニで訊いたら無いって言われたので、トイレを探しておしっこさせて、もう大変だなと思って。

―娘さんはそういうことはないですか?

伊達 トイレは早めに言いますね。こいつん家の息子は、もう切羽つまった状態になってからはじめて「あっ、おしっこっ」って。

一同 笑。

伊達 「漏れる、漏れるってー」と言うから「もっと早く言えよ、お前」って。

―それは男子というより、富澤さんの息子さんが面白いということですかね。

伊達 面白いですね。

―そういう子になるように仕向けていますか?

富澤 仕向けていないです。そこは個人のパーソナリティ。

―あははは。でもお父さんの何かしらを見て育っているんですもんね。

富澤 なんかボケるのは好きですね。

―ボケなんですね。

富澤 しつこいですよ。ツッこまれるのが楽しいみたいです。寝る前もずっと同じこと言ってます。

伊達 落ち着きないよな。比較的な。

富澤 他がちょっとよく分かんない。

伊達 富澤は落ち着いているじゃないですか。おにぎり食べるにしても、こいつは同じ場所同じポーズでずっと食べるんです。でも息子はもう座るのは一瞬。すぐに自動販売機の隙間に入ったりしていますから。

一同 笑。

【第3回 】「休みの日はいつも家族で出掛けます。出掛けたいので」伊達。 「休みの日は家にいたい。伊達といつも出掛けてるので」富澤。に続きます。

サンドウィッチマンさん

今回の"オトン"なアーティストは、

サンドウィッチマンさん

家族構成:伊達家 妻、娘(5歳)・富澤家 妻、息子(6歳)、息子(2歳)

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