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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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車買取専門フランチャイズ運営会社 経営 神奈川県藤沢市 新佛千治さん
オトンの流儀とか
ビジネスマン編 Vol.25

子育てはサーフィンのようなもの。あの時のあの波が、一生の思い出になります。【最終回】

車買取専門フランチャイズ運営会社 経営 神奈川県藤沢市 新佛千治さん

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家族構成:妻、息子(小4)、息子(小1)

oton+to編集長 布施太朗

第3回あの波に乗ればよかったと後悔したところで、その波は2度と来ないんです。

―子どもに一つのことしか教えることができないとしたら?

「柔軟に生きていればいいんじゃない」と言うくらいですね。

―「柔軟に」というのはご自身が大事にしていることですね。

そうですね。色々な価値観、これまでは絶対と言われていたことでも翌日にはパッと意味のないものになっちゃうというのが今の世の中でしょ。そんなところで若いうちから「オレはこうだ!」って決めているのはもしかすると可能性を狭めちゃうかなと。やり抜くために、しなやかに生きるというか、どんなことに対しても「そういうもんだ」って思えるようにすれば、どんな時でも楽しく生きていくことが出来るだろうし、なにより可能性がずっと広がっていくと思うんですよね。

新佛千治さん

―自分の背中を見せたいという想いはありますか?

ないです。「他の人を見ろ、ほぼ全ての人はパパよりすごいぞ」と言います。子どもは言ってくれるんです。「パパはすごいよ、サーフィンもまあまあ上手いし、社長だし」って。子どもが勝手にいいところを見つけてくれているのは感じます。それに仲間だと思ってくれていると思います。新佛組の仲間。だから何かあったら助け合わないといけない。

―仲間の感覚なんですね。「なんかあったら助けるぜ!俺たち仲間だから。もしパパが困っていたらよろしくな」って。

それが一番近い表現ですね。お互いが勝手に尊敬しているんだと思います。仲間感覚をもっと言うと、お互いに「オマエはオレだ」「オレはオマエだ」くらいの勢いですね(笑)。

―私立の小学校に通わせているのは、どういう想いからですか?

特にこだわりはないんですが、学校の建学の精神とか、教育方針なんかを聞くとすごく魅力的に感じたんですよ。僕自身、余裕があるわけではないですが、そんなに欲しいものもないし、夜遊びもしないので、それならばと入れてみました。正直なところ、のびのび育ってくれればそれでいいんですが、実際どうでしょう。

―新佛さんにとって子育てとは?

「子育てはサーフィンのようなもの」ですね。

―サーフィンですか。

子育てなんてほんの一瞬ですよね。波に乗っているのもほんの一瞬です。でも心に残っている、あの時に乗ったあの波、あの瞬間というのがあるんです。もう思い出すだけでキラキラしてるやつ。でも、その最高だった波はもう二度と来ないんですよね。でも心の中には一生変わらないそのキラキラした景色が残っていて、いつ見てもキラキラしてる。日常の中で体験した一瞬が、ほんの些細な一瞬が、すごくキラキラしてて、なんだかよくわからないけど、一生自分の心に残り続ける。そして辛かったことや、都合の悪いことは、案外覚えてない(笑)って、なんだか子育てそのものだなって。
一緒に乗り越えた壁は、一生の自信になる。サーフィンも、子育ても、ホント最高ですよね!

―キラキラが4回出てきましたね(笑)。なるほど、すごく共感します。まさにサーファーオトンだ。本日はありがとうございました。

ありがとうございました。この後、すぐ近くのレストランにビール飲みに行きましょう。海でよく会う知り合いの店なんです。

新佛千治さん

新佛千治さん

今回の"オトン"なビジネスマンは、

新佛千治さん

株式会社ハッピーカーズ 代表取締役
広島県出身。
家族構成:妻、息子(小4)、息子(小1)

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父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

布施太朗・著¥1,300(税抜)

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