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子育てはサーフィンのようなもの。あの時のあの波が、一生の思い出になります。【連載第2回】
車買取専門フランチャイズ運営会社 経営 神奈川県藤沢市 新佛千治さん
家族構成:妻、息子(小4)、息子(小1)
聞き手:oton+to編集長 布施太朗
第2回平日は朝、休みの日は一日中、知り合いのたくさんいる海にいます。
―ボードは大人と同じ素材のものですか?柔らかなスポンジボードとかではなく。
大人と同じ硬いボードです。子どものサイズに合わせて板もウエットスーツもオーダーしています。その分、自分のボードやウエットは久しく作っていません、冬はちょっと寒いですね(笑)
―お父さんとお揃いみたいな?
はい。同じところで作ってもらっています。
―お子さんも海では顔が知られていますか?
はい。ここなら、子どもが入っていれば、みんな声かけてくれます。
―海に入っている人たちが自分の子どものことを知っているというのは安心ですね。
そうですね。地元のおじちゃんとか、キッズの仲間とか、ローカルの仲間たちに囲まれて、週末なんか放っておくと砂浜で1日中海で遊んでいます。ベテランサーファーの方からは孫のように可愛がられています(笑)。
―ヨットとかサーフィンはお父さんが、「どうだ、やってみるか」って言ってやらせている?
そうですね。上の子もサーフィンをやらせたかったんですが、小さい頃ちょっと波がある日に波打ち際で波をかぶっちゃったら、波が嫌だとか、絶対やらないと言うようになって。でも波が嫌いなだけで海は嫌いじゃないと。じゃヨットがいいんじゃないということで始めました。
上の子、実はヨットも嫌いな時期があったんですが、ひとつぐらい続けておくのはいいんじゃないってことで、幼稚園から始めてもう5年ぐらいやっています。最近ようやく「意外と自分で操縦できるじゃん」と気づいたらしくて、去年ぐらいからレースにも出て、そんなに速くはないんですが、頑張って楽しくやっています。月に1回、日曜日にレースがあるんですが、下の子と朝のサーフィンを終えてから、上の子のレースの応援にSUP(スタンドアップパドルボード)で行ったりしています。一方、妻は観覧船のクルーザーに乗ってフラッグを上げたりレースのお手伝いをさせてもらって、なんだかんだ言いながら海を中心に終日家族で楽しんでいます。
湘南って、サーフィンにしろ、ヨットにしろ、海に関わっていれば、同じ地元の海仲間で何かしらつながりがあって、どんどんフィールドや可能性が拡がっていくんですよね。そこが湘南のいいところだと思いますし、子育てをしていくフィールドとしては本当にこの素晴らしい環境に最高に感謝しています。
―じゃあ、本当に1日中海ですね。
はい。1日中、そして一年中、海です。季節は関係ないですね。
―冬なんか、お子さん寒がらないですか?
真冬は全身フル装備ですから、ブーツ、グローブ、ヘッドキャップと。
―今、サーフィンするときはお子さんと一緒の方が多いですか?
最近はそうですね。下の子がサーフィン始める前までは、僕が試合に出ていたんですけど、今年からは自分が出るのは控えて、子どもを教えています。
―今は、育成モードになっているんですね。教える時は厳しいお父さんですか?
まあまあ厳しいと思います。子どもが泣く時もありますし。
―家でサーフィンの話は?
家ではサーフィンのコンペの番組を流していることが多いですね。視点が家族全員ジャッジみたいになってます(笑)。憧れのサーファーはケリー・スレーター(世界を代表する選手)らしいです。エアリバースをやりたいとか、技の名前もだいぶ覚えてきました。今はスピードのあるターン目指して毎日練習しています。
【第3回】「あの波に乗ればよかったと後悔したところで、その波は2度と来ないんです。」に続きます。
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今回の"オトン"なビジネスマンは、
新佛千治さん
株式会社ハッピーカーズ 代表取締役
広島県出身。
家族構成:妻、息子(小4)、息子(小1)
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