oton+to(オトント) > 特集 > 【夏休み】海川山森&キャンプ特集 > 【子ども一緒にSUPデビュー!/後編】 海の上。ひとりで全部やる。息子、男になれ。
【夏休み】海川山森&キャンプ特集
2016.8.19
【子ども一緒にSUPデビュー!/後編】 海の上。ひとりで全部やる。息子、男になれ。
オトンのみなさま、夏休みは楽しんでいますか?夏と言えば、海。海と言えば・・・!ということで、今回はSUPのご紹介。最近、徐々にメジャーになってきたSUPとは、スタンドアップパドルボードの略。サーフボードのようなボードの上に立って、パドルを漕ぐ。カヌー感覚で楽しめるアクティビティです。やったことない!というオトンのために、編集部の鈴木が息子と一緒に体験してきましたので、レポートします!こちらは後編。
(前編はこちら!)
「ボードは、フィンが底につかないあたりまで、海に出してください」と山口さん。なるほど。たしかにフィンが底についてしまうと、ひっかかってしまって沖に出て行かれないですね。「ボードに乗るときは、手でもっていた穴を挟み込むように膝をつく。ちょうど真ん中に乗るとバランスがとれますよ。後ろのほうに乗ると、こういう風に落ちてしまいます」
はじめは山口さんにボードを抑えてもらって、息子も無事に乗ることができました。「まずは、座ったまま漕ぐ練習をしましょう」ということで、3人で海にでていきます。先ほど教わったパドルの使い方を復習しつつ、前にゆっくり進んでいく。それにしても海の上は本当に気持ちいい!
さぁ、つぎは立つ練習です。オトン的には、ここでバランスを崩して落ちるとかしたくない(笑)。息子にかっこ悪いところは見せられないぞ!ということで、山口さんにこっそりポイントを聞きます(笑)。
「パドルを置いて、先ほどの穴を挟むように立ちます。スッと真上に伸びるような感覚ですね。自転車の立ち漕ぎに近いかもしれません」
(ポイントのおかげで、息子もわたしも、なんなくクリア!)
(これは、ターンの練習をしているところ。風が強くなかったのでやりやすかったです)
立って漕ぐと、視界がより遠くまで広がります。海って広いなあ、と当たり前のことを想いながら、風の心地よさを全身で満喫していました。
さて、パドルの使い方についても、山口さんにポイントを聞いてみました。
「引く、というよりは、てっぺんをもっている手はしっかり伸ばして、手のひらで押し込む感覚ですね」
「風下側のほうでパドルを漕ぐと、まっすぐ前に進みやすいですよ」とのこと。「風が強いときや、流されやすいときは座って漕いだほうが、風の抵抗を受けにくくなります」とも。このアドバイスはとてもありがたかったです。
個人的にSUPをやって良かったと思ったのは、SUPの上はひとり、ということ。ときどき息子が置いていかれたり、少し流されたりするのですが、自分でなんとかしなくてはいけない。もちろん、「パドルを持ちかえてターンしよう」とか、声をかけますが。誰も直接手を貸すことができないというのは、息子にとっては自信になると思うんです。ぜんぶ自分でやる。だから面白いはず。
ある程度漕いだら、ちょっと休憩。ボードの上に座って、海に足をつける。ほどよく足がひんやりとして、オトンは「気持ちいいー!」。こうやってボーッとするのもいいですね。
少しいったところに岩がいくつかあるのですが、「あそこまでSUPでいって、シュノーケリングをするのもいいですよ」と山口さん。つぎはそれをやってみたいと思います。
最後に、ちょっと気になっていたことを聞きました。自分でSUPをやろうと検索していると、たまに出てくるローカルルールという言葉。なんとなく、地元でない人にとって、それがわからないことで入りづらいこともあると思うんです。
「たとえば、この久留和海岸で言えば、左側は漁港になっています。そこからSUPを出すとか、船が沖に出て行く航路を横切るように乗るのはダメ。あと、長者ケ崎のほうはサーフィンのポイントもありますので、サーファーが出ているときは、邪魔をせずどくようにしましょう」
自分が入りたいと思う海岸でやっている体験クラスに入ってSUPを覚え、そこでローカルルールを教えてもらうのが一番いいそうです。海で楽しんでいる他の方にちゃんと配慮して、自分たちも思い切り楽しみたいですね。
帰り道は、おもわず息子がハイタッチ!もっとやりたい!と言っていました。最高でした!
————————
KOA OUTFITTERSのご紹介
コア(KOA)とは ハワイ語で勇気のこと。また、ハワイ固有のアカシアの木で 神が宿ると言われる聖なる木のこと。古代ハワイではこの木を用いて神々をイメージした彫刻やカヌーなどが作られていた。コア(KOA)の木で作られたこのカヌーのように「自ずと然るべき方向に進む船」(経営指針)となるようショップの名前に。「アウトフィッターズ」とは 自然との調和をもって自然体験を提案し、いっしょに楽しむ人たちを意味しています。
山口浩也さんのプロフィール
横須賀で産声をあげ成人を迎えるまで地元を満喫!わけあって横須賀に別れを告げ、生活改善のため、ひとり長野の山へ。その頃日本はバブルに浮かれていたが自分の財布は空っぽ。山と湖と川と厨房で人生を模索。アウトドアでの楽しさを訪れる人に伝える楽しさを知り海にUターン。1994年、片手にのこぎり、片手にパドルを持って店をオープン。
日本セーフティカヌーイング協会(JSCA)会長/日本セーフティカヌーイング協会(JSCA)インストラクタートレーナー/日本セーフティカヌーイング協会(JSCA)公認インストラクター1・2/おおくすエコミュージアムの会代表幹事/中小企業家同友会県南支部 幹事 社員教育委員/日本スタンドアップパドルボード協会(SUPA)公認インストラクター
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます
こちらの記事もどうぞoton+to(オトント)とは?
-
2012.5.17遊ぶ そとで
バシャバシャ、洗車。
GWで泥だらけになったクルマとバイク。 そろそろ、洗わなくちゃなあ。 でも、めんどくさいなあ。…続きを読む
-
2017.3.7オトンの心得・決めごと
ホワイトデーに絵本を贈ろう。
バレンタインデーにチョコをもらったお父さん、ホワイトデーには絵本をプレゼントしませんか。「チョコ…続きを読む
-
2010.12.10遊ぶ なかで
工作 帆船つくった!
【作り方】 帆はスーパーで魚などを入れている発砲スチロールのトレイ。 マストは竹ひご。 ロープ…続きを読む
この記事と同じテーマの記事はこちら
【夏休み】海川山森&キャンプ特集
-
2019.8.11【夏休み】海川山森&キャンプ特集
家族でシュノーケリング!透明度抜群のお魚天国ヒリゾ浜
シュノーケリングって、 子どもはもう本当に時間を忘れますね。 ずーっと魚を見ています。浮いてます…続きを読む
-
2019.8.3【夏休み】海川山森&キャンプ特集
夏だ!海水浴だ!のその前に。海の危険と気をつけるポイントを知りましょう。
夏です!海水浴の季節です。 オトン世代が子どものころ、またはさらに遡った世代から比べると 夏休み…続きを読む
-
2019.7.1【夏休み】海川山森&キャンプ特集
福岡の夏休み!海近の昭和グランピング体験記!友だち家族と一緒に夏の遊びを全部やる!!2日目
ここは福岡、海の中道、通称「うみなか」エリアにある大洋荘。海が近くで庭が広い、昭和レトロなこちら…続きを読む
「いいね」いただくと、oton+toの更新情報がFacebookのタイムラインに表示されるようになります
oton+to Facebookページ
最近よく読まれている記事をご紹介
週間人気記事ランキング
アーティストなオトンの気になる子育てとは?
オトンの流儀とかアーティスト編
-
vol.05 TOKYO No.1 SOUL SET 渡辺 俊美さん
映画「461個のおべんとう」。原作者のTOKYO No.1 SOUL SET 渡辺俊美さんに、親子の実話を聞きました。
-
vol.04 つるの剛士さん
「お前は父ちゃんと母ちゃんの子だから絶対大丈夫だ」。と言われてきました。僕も同じことを子どもに言ってあげたいです。【2017インタビュー】父親 つるの剛士
-
vol.14 エンターテイナー 山口智充さん
ゲームをやめろとは一回も言いませんでした。「よし、ゲームより面白い体験をさせてやろう!」と。【こんな時をせっかくの機会に!2018年インタビュー最終回】
スポーツの世界で活躍するオトンの子育て体験談。
オトンの流儀とかアスリート編
-
vol.05 プロサッカー選手、元日本代表 大久保嘉人さん
どんなダディになりたいか?ビッグ・ダディになりたいです。
-
vol.04 マック鈴木さん
16歳の時に親父から「アメリカかドミニカに行け」って言われたんです。母親は泣いて止めたんですけど、渡米となりました。
-
vol.02 ガンバ大阪 遠藤保仁さん
長女が20歳になってもやれていたらかっこいいな。娘から「もういいんじゃない」って飽きられるくらいまでやっていたいですね。|ガンバ大阪 |遠藤保仁
忙しく働くビジネスマンの子育て失敗談とか。
オトンの流儀とかビジネスマン編
-
vol.37 株式会社ギャプライズ 甲斐亮之さん
一人で完結することなんて本当存在しないんじゃないかと思っています。後編
-
vol.37 株式会社ギャプライズ 甲斐亮之さん
一人で完結することなんて本当存在しないんじゃないかと思っています。前編
-
vol.36 株式会社スタームービング 山本恒夫さん
子どもは5人ですが、一人ずつと過ごす時間は必要だと思います。絆が深まりますから。【第2回】
オトンが家族で楽しめるイベントや講演のご紹介
イベント情報
-
2020.3.14
3/25(水)絵本ガレージBAR 開催中止のお知らせ
-
2019.10.15
【親子参加イベント】10/27sun 藤沢市鵠沼海岸でビーチスポーツ体験会(入場無料)のお知らせ! いろんなアクティビティがあるよ!
-
2018.12.3
【絵本ガレージ クリスマス編】お父さんがグッとくる絵本たち。
oton+to編集長 布施太朗が本を出しました!
書籍のご紹介
父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。
布施太朗・著¥1,300(税抜)
いいねいただくと、oton+to更新情報が
Facebookのタイムラインに表示されます
Facebookのタイムラインに表示されます