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家族の習慣

2022.7.12

ドローンと犬

ドローンがですよ、ドローンが着陸してきたのでございますよ。ドローンが。
土曜日の夕方、我が家の黒い犬を連れて海に散歩に出かけたのでございます。
海岸に着くと、ちょっと腰掛けて海を眺めているのが日課なんです。
うちの黒い犬は大人しく横で寝そべっているのが日常の風景でございます。
その日、海を眺めていると、赤いライトを点滅させた小型の黒いドローンが宙に浮いておりました。まあ気にせず私は海を眺めていたわけですが、うちの黒い犬が私の周りを忙しなく動き回っておりました。まだ気づかなかったんですよ私は。頭の上でそのドローンがホバリング(空中停止)していることに。

耳を澄ませてみると、なるほど「ブーーーーーーン」とドローンの音がするではありませんか。

ちなみにですが、我が家の2階のリビングには時折蜂が舞い込んできます。アシナガバチの時もあればクマンバチの時もあります。うちの犬はどちらも嫌いです。と言いますか、恐れを感じている模様です。「ブーン」と聞こえたら、それを聞いた途端、速やかに隠れます。今年はクマンバチが入ってくる確率が高いです。クマンバチの方が「ブーン」音量が高いので、2階にいた犬は1階に降りて行ってしまいます。そして最近は窓越しに見るクマンバチの黒い姿を見つけるや否や、洗面所の下に隠れてしまうようになりました。年々、恐怖度を増していることを感じます。

話を戻しましょう。我が家の黒い犬は、私の横で自らリードに絡まり、それでもジタバタしキュンキュン弱音吼え始めました。気づいていなかった私も、その犬の尋常でないパニック状況で気づきました。上にいたドローンは、ゆっくりと高度を下げてきたのです。私たちの隣り、3〜4mくらい離れたところには、おじさんがスマホをずっと見ていたのですが、実は彼がこのドローンを操縦していたのでございました。
なんということでしょう。今、彼は私たちと彼との間にドローンを着陸させようとしているのです。

我が家の犬からしたら、いつも家で見る(聞く)クマンバチの姿(ブーン)よりもはるかに大きなものが、あろうことか自分の1.5mほどのところに降りてくるのでございます。自らリードを首に巻き付けグルグル巻きとなり逃げることができなくなってしまった彼の動揺ぶり、本当に本当に怖かったんだろうと思います。彼に思いを馳せると気づかなかったことがとても申し訳なく。

5年ほど前、自宅のリビングでドローンを飛ばして遊んでいたときは、一向に怖がらなかった犬も、大人になり経験を重ねるに連れ、怖いものが増えたようです。

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