家族が幸せになる、お父さんスタイル

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オトント

子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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書道家 神奈川県藤沢市 武田双雲さん
オトンの流儀とか
アーティスト編 Vol.01

未来の方が上だと思いがちですよね。それよりも今、目の前のことを味わうということの方が大切です。その方が良い未来が来ると思うんです。結果として。武田双雲

書道家 神奈川県藤沢市 武田双雲さん

書道家 神奈川県藤沢市 武田双雲さん

家族構成:妻、息子(小5)、娘(小2)、息子(2歳)

聞き手:oton+to編集長 布施太朗

―病気されて、どんな風に意識が変わっていったんですか?

頭が冷えてきたことで、自分が今まで外に意識が向いていたということに気づいたんです。外というのは、夢や希望や未来といったこと。それよりも、もっと目の前のこと、今この瞬間のリアリティが浮かび上がってきたんです。病気する前は、夢とか志をメッセージとしてすごく謳っていたんですけど、それがなくなり、病気後は、前でも後ろでもなく、今、目の前になってきたんです。そうなることで、幸福度が上がっていったと思います。

―それ、ひとりでも多くのお父さんに気づいてもらえればですね。

これは世代もあるかとは思いますが、未来の方が上だと思いがちですよね。これから、まだまだいいことがあるんじゃないかと思ってしまう。それよりも、やっぱり今日という日のこと、目の前にいる、目の前にあるものごとをじっくりと味わうということの方が大切です、僕は。逆に、そうした方が良い未来が来ると思うんです。結果として。でもなぜだか僕らは今というところに意識がなくなってしまう。焦って走りたくなってしまう。男の子としてはそういうのもいいですけど。僕は、今と未来が分断されるのが嫌で、今が下で未来が上で、今はないけど未来があるというのが嫌なんです。将来、幸せになりたかったら、今の中で幸せを感じるというリアリティが大切です。

―お子さんに何か一つのことしか伝えられないとしたら?

「ありがとう」、感謝です。一緒に今、ここにいることに対してありがとう。

―では、お子さんに一つだけ教えるとしたら?

「楽しもう。毎日をね」。すごく単純なんだけどものすごく難しいことなんだと思うんです。僕らはどうしても評価とか未来とか不安とか、そういうことに囚われてしまうので、今を楽しめているかというのは、それらをある意味、無にすることだから、悟りに近いかも(笑)。

武田双雲さん

―家ではどんなお父さんですか?

明るい、楽しそう、子どもは先日インタビューで、面白いパパと言っていました。威厳とかないので、いわゆるお父さんっぽくはないかも。僕、本当に心から子どもを尊敬しているんです。長男なんて、もう尊敬できる親友と暮らしている感覚です。今年、「Chikyu」というオーガニックカフェをオープンしたんですけど、そこは、息子が店の場所を選んで、息子がレジの設定から予約管理までやっているんです。僕が、サンタフェの街に行っていた時、「オーガニックのお店を開きたい」って、日本にいる家族に言ったら、まもなくして息子が「パパ、この物件、10月に空くらしいよ」って連絡がきて、「じゃあこれでいいよ」って言うと「申し込んどくね」って。それで僕が帰国してから2人で物件を見に行ったんです。

武田双雲さん

今回の"オトン"なアーティストは、

武田双雲さん

家族構成:妻、息子(小5)、娘(小2)、息子(2歳)

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父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

布施太朗・著¥1,300(税抜)

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