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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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遊ぶ そとで

2013.6.6

コタ 神保町で古本を買う1

うちの長男(コタ)、小6はめちゃくちゃ本好き。

otonが小学生の頃と比べると、あり得ないほどの量を読んでいる。

okanの今と比べても、あり得ないほどの本好き。

 

朝起きた瞬間に本を読んでいる。

夜、寝る寸前も本を読んでいる。

当然、漫画も読んでいるが、いわゆる活字中毒なのだろう。

食事のときは、調味料の裏に書かれている原材料を読んでいる。

 

神保町1

四万十の寿司屋で醤油の原材料を読む長男

 

 

3分でも時間があろうものなら本を読んでいる。

それが長い小説の時だとしても、数ページ、いや、数行くらいの細切れで読んでいる。

 

昔、コタが生まれたばっかりのときにokanと話したことがある。

子どもが小学生になったとき、otonがキャッチボールしようぜって誘っても

「いや、僕はちょっと調べたいものがあるので、遠慮しときます」

なんて、書物から目を離すこともなく断られるようになったらどうしよう。って。

やっぱり、キャッチボールしようぜって言ったら、いえーい!てな感じで

グローブとボール持ってウホウホと外に出るくらいのほうがいいなあ。って。

 

そしてコタは小学生になった。

少し前になるけれど、otonがキャッチボールしようぜって言った時、

「うん、ちょっと待って。切りのいいとこまで読んだら行く」と言われ、

グローブとボールを持って、otonだけ外でぼーっと突っ立っていたことがあった笑。

 

コタは学校や公民館の図書室でもよく借りるし、小遣いでも買う。

小遣いにも当然限りがあるので、最近はブックオフによく行くようになった。

ハリーポッターはほぼ全部ブックオフ。

友だちのokan(ハリーポッター好き)がくれたものものも2冊ほどあるけれど。

 

最近はotonと読みたい本がかぶることもある。

otonが買った文庫本をみて、

「わっ、これオレも読みたいと思ってたんだ!」

と、はじめて言われたときには、

おおっ、コイツもうそんなこと言うようになったんだ、って、

これはなんだか感慨深かったですね。

 

そのコタが

「オトン、今度、神保町に行こうぜ」と言ってきた。

神保町が古本屋街である知り、長男にとっては

お宝の宝庫街に映っているようだった。

 

古本なら、amazonなんかでも買える。

ちなみに、ネットで買うってのはイヤなのか?と聞いてみると、

「送料が高けえ!だって250円もするんだぞ」と。

子どもの小遣いからすると、古本とほぼ同額、もしかしたら送料のほうが

高くなってしまうという状況は、やっぱりあり得ないと感じているようですわ。

 

神保町はウチから電車で一時間半ほど。

週末は、空手やらライフセービングやらが入っていて、

otonもちょこちょこ仕事やら用事があったので、

2人の都合が合う数週間後に行こうということに。

 

当日、コタは少し大きめのまだ空っぽのリュックを背負ってotonと神保町へ。

まずはウチから4分の最寄駅へ。いつもの江ノ電に乗る。

藤沢駅に着くと、ホームは人で溢れかえっている。ホーム入場規制も行われているよう。

5月のこの時期は、江ノ島や鎌倉に遊びに行く人で毎年ごった返す。

海水浴シーズンよりも多いかも。

そんな人ごみに逆行しながら東海道線で新橋へ。

行きの東海道線、週末にも関わらず、こちらもほぼ満員電車。

まだ小柄な長男は新鮮な空気を吸い込むために上を向いている。

窮屈そうだが顔は笑っている。

 

そして地下鉄で神保町へ。エスカレーターで地上へ。

エスカレーターで立っているだけだけど、長男のちょっと浮き足だった感じが

ひとつ下の段から長男の後ろ姿を見るだけで分かります。

ものすごく期待いっぱいに前を見ているという感じが後ろ姿で分かるんですわ。

 

この感じ、去年行った四万十川のカヌー旅で、先頭に乗っていた長男の後ろ姿と

似ているものがありました。

 

つづく。

 

 

 

 

 

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