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オトンの心得・決めごと

2014.2.3

同じテーブル同じ時間

オカンがいないある日の夕方、

たしか兄やんも出かけていたと思います。

娘と次男がダイニングテーブルで宿題をやっていて、

オトンもその日は、ずいぶん早く家に帰ってきて、

同じテーブルでパソコンひろげて仕事していた時のこと、

みんなそれぞれに静か〜にやっていたんですわ。

そしたら小2の娘が

「今日ね、AちゃんがBちゃんに○○してたときね、

それをCちゃんがコソコソばなししてるって思ったの。

そしたらね、AちゃんがCちゃんに『違うよ違うよ、ごめんね』

って言ったの。でもCちゃんね、ずーっと他の子たちと

おしゃべりしてて、Aちゃんを無視してるの。」

って宿題やりながら、ボゾボソと、途切れ途切れで話しはじめたんです。

「それでどうしたの?」

「わたしね、Aちゃん悪くないと思うの。だってね、コソコソ話じゃなかったから。

でもね、ずーっとCちゃんしゃべらなくて」

「そうなんだ」

「わたしね、Aちゃんと一緒に帰ったの」

というような話。

 

宿題やりはじめる前も娘と一緒に、

「今日学校どうだった?」とか話してたんですけど

その時は、「うん、楽しかったよ」っていう感じだったんですね。

で、「休み時間はなにしたの?」

「○○したよ」

「へえ〜」

みたいな会話をしてたんです。

そこから、同じテーブルでそれぞれのことをしはじめて

30分くらい経ってから、さっきのような話がぼそっと出たんです。

 

なんていうんですかね。

今日学校どうだった?、うん、楽しかったよ。○○やって面白かったよ。

みたいな会話の中では、分からないことがあるんだろうなって思ったんですね。

当然、聞き方次第でのところはあると思うんですけど。

 

一緒にいる時間の少ないオトンとかって、

短い時間の中でもちゃんと子どもとコミュニケーションしようみたいな気持ちの人もたくさんいて、

で、「学校どう?」っていう話をこちらから仕掛けて、で、「楽しかった」「面白かった」って聞いて、

OKな気分になっていることって多いんだろうなと。たぶん自分自身もそんな感じありますし。

 

 

でも、

別に積極的に会話するってことでもないんですが、同じテーブルで

それぞれのことをやりながらも同じ時間を過ごすってことは、

大事だなあと、この日思ったんです。

 

効率じゃないところですね。そこって。

でも、そこなんだなあ。

意識しておきたいことだなあと。

 

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