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子どもと会話

2016.6.20

PTA挨拶で「土砂降りの振替休日」

先日、うちの長男が通う中学校での

PTA総会というのがありまして、だいたいいつも、

というかいつも必ず、そこではじめに

PTA会長からの挨拶というのがあるんですが、

そこでなに話したかなんてことも、oton+toに書いていっても

よいかなあなんて思いまして(以前の入学式の挨拶みたいに)。

といっても大それた話しでもなく、こないだのなんかは

いつもここで書いているような我が家の話しなんですが(笑)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先日の土曜日の体育祭、お疲れれさまでした。梅雨の中の開催でしたが

天気もよい中、ものすごく順調に進んでいきました。生徒たちが競技を行う裏では、

おやじの会の方やら、PTAの役員の方やら、もちろん先生方、みなさんが

いろいろなところでサポートしてくださり、みなさんがいろいろなところに気付かれて

動いている、まさに縁の下の力のようなものを感じました。

そんな風に順調に終わった体育祭ですが、今回はその振替休日となった

月曜日の我が家の話しをさせていただきます。

月曜日は朝から土砂降りの雨でしたよね。

長男も少し疲れていたのか、いつもより遅く起きてきまして、

朝ごはんを急いで食べて、制服に着替えて

「いってきまーす」と言って、家を出て行ったんです。

学校休みなのに。

オカンが作った弁当を持って……..。

土砂降りの中、通学路を通って学校に向かうんですが、

当然、中学生誰にも会わない、歩いていないんですね。

そこで、長男ハッとするわけです。

「やばい!遅刻だ!」と。

彼は、猛然と走ったそうです。土砂降りの中を。

普通に歩くと20分ほどの距離でしょうか。

まあまあ長い距離をそのまま一気に学校まで。

中学校の門の前までやってきて、門は閉まっています。

校舎も人の気配はなく、いつもとは全く雰囲気の違う様子に

「なんだ、休みじゃん!」

ようやく気づいたんですね。

というかそこまで気づかなかったのもスゴいなあと思いますけど。

そこから、また土砂降りの中、家に帰ってきました。

「ただいま〜」

「おかえり〜」

「もう最悪、学校休みだった!! この雨でさあ!」

ん?

彼、学校はこの大雨で休みになったんだと思っているようです。

こちらが言うまで、今日が代休だということに気づいていませんでした。

「体育祭があったから、今日は休みだぞ」

「えっ!あっそうなの?そうじゃん!」

長男とオトンとオカンは笑いあったわけでございます。

これはスゴいなあと思いながら、よかったなと思ったことがひとつありましてね。

それは、長男がオカンに怒ったりとか責めたりとか、何も言わなかったんですね。

これ、元を考えていくと、そもそもオカンが弁当を作っているということなわけです。

長男が起きたころには、学校に持っていく弁当がほぼほぼ完成しているわけです。

ここが間違いの発端といってもおかしくないですよね。

でも、そこは何にも言わなかったんですね。彼は。

つまり、どうであれ、他責ではなく自己責任なんだなあと

彼を見て思えたことがよかったわけでございます。

こんな話しで恐縮ですが、最近の我が家のよかった話として、

これをPTA会長の挨拶とさせていただきます(笑)。

 

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