家族が幸せになる、お父さんスタイル

oton+to(オトント)

オトント

子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

oton+to(オトント) > 特集 > 【夏休み】海川山森&キャンプ特集 > 漕ぐ!この夏はパドルスポーツをはじめよう1。アウトリガーカヌーの巻

【夏休み】海川山森&キャンプ特集

2015.7.1

漕ぐ!この夏はパドルスポーツをはじめよう1。アウトリガーカヌーの巻

パドルを握り海を漕ぐ。昔の人たちそうして海を渡ってきた。

これはなんとも男のロマンではないか。

ここでは漕ぐことに魅せられたお父さんたちを紹介する。

 

PADDLING 1

アウトリガーカヌー

_MG_2523

 

 

漕ぐことにロマンを感じる

アウトリガーカヌー。これは安定性を確保するためにカヌー本体の片側または両側にアウトリガーと呼ばれる浮子(ウキ)をつけたカヌーである。古来より太平洋の島々を行き来した伝統的な乗り物。目にしたことがある人も多いのではないだろうか。そう、先人たちは自分の漕ぐ力で海を渡ってきたのだ。現在はハワイやタヒチをはじめ、世界各国でスポーツとして楽しまれるようになったアウトリガーカヌー。今回は、自分の力で漕ぐ魅力にとりつかれたお父さんと息子2人に会った。竹盛拓巳(たくみ)(34)さん琉誠(りゅうせい)くん(小3)禮陽(れい)くん(小1)親子。神奈川県の江ノ島にある、湘南アウトリガークラブのクラブ員。週末になると漕ぎにきているとのこと。

竹盛さんの出身地である沖縄県ではハーリーと呼ばれる船を漕ぎ競い合うお祭りがある。その文化に親しんでいた竹盛さんは、現在住んでいるここ湘南でアウトリガーカヌーと出会い、漕ぐことに対する思いが蘇ったのだそう。今では競技として漕ぐことにどっぷりとはまっているという。「スピード感もたまらないんです」。2人の子どもはキッズクラブに所属し、海遊びそのものを楽しんでいる。

 

40代で漕ぎはじめるお父さんも多い

湘南アウトリガークラブの副代表、小林俊(こばやししゅん)さんに話を聞いた。会員の年齢は様々で上は70代までいるとのこと。比較的、40代の新規入会が多いそう。「そろそろ自分の楽しみを持ちたい。今まで憧れていてもなかなか機会のなかった海のスポーツをはじめたい」というところが動機の方もいるようだ。

取材中、クラブ会員の女性が海から戻ってきた。平日の朝、仕事前に江ノ島から葉山のほうまで2時間ほど漕いできたとのこと。途中、イワシの群れに会ったそうで、竿を持って行けばよかったと言っていた。なんともうらやましい。とても豊かな平日の朝だと思った。

 

 

_MG_2517

これは6人乗り。他には1人乗り、2人乗り、4人乗りがある

 

_MG_2562

左側についている浮子(ウキ)によってバランスが安定している

 

_MG_2736

竹盛さん親子。3人とも同じ髪型がほほえましい

_MG_2746

〈取材協力〉

湘南アウトリガークラブ

副代表の小林俊さん。「アウトリガーカヌーは漕いだ先にご褒美があるんです。波に乗ること。江ノ島あたりから河口付近まで体感で2分半くらい波に乗り続けることができることもあります。これは贅沢な遊びですよ」

体験会・会員募集中。詳しくはHPをご覧ください。

http://www.shonanoutrigger.com/

写真・米田はじめ

「いいね」いただくと、oton+toの更新情報がFacebookのタイムラインに表示されるようになります
oton+to Facebookページ

oton+to編集長 布施太朗が本を出しました!
書籍のご紹介

祝!第4刷決定!

父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

布施太朗・著¥1,300(税抜)

いいねいただくと、oton+to更新情報が
Facebookのタイムラインに表示されます