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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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オトンの心得・決めごと

2015.2.10

「やっといたぜ!」発表はじめました。

自分が子どもの時もそうだったけれど、

自分の兄弟に対しては、懐が狭いなあと子どもらを見ていて思うんです。

相手に厳しいというか、寛容じゃないというか。

たとえば片付けをしているときも、自分よりもどうしても

兄弟が散らかしたものが気になる。

なにかお手伝いをしているときも、

お兄ちゃんがやっていないだの、弟が遊んでいるだの

妹が聞こえないふりしているだの、やたらと気になり、

言ってしまい、決まって小競り合いになるというね。

まあ、自分もそんな感じだったなあと思うんですが、

別にいつも仲悪いとかそういうのではないんですが、

コイツらせめて、もうちょいなんとかならんもんかと。

相手の分までやってあげるとか、そういうのがね。

そういう、気前のいい感じがほしいなと。

で、2ヶ月前くらいから、はじめたんです。

「やっといたぜ!発表」

晩ごはんの時に、みんなそれぞれ、今日の「やっといたぜ」を

発表するというもの。自分のことじゃないことを。

どんな些細なことでもいいんです。

お茶碗洗っといたぜ、とか、金魚にエサあげといたぜとか、

兄ちゃんの◯◯◯を×××しといたぜ!とか。

本来は、別にわざわざ言わなくてもいいこと。

むしろ、言わないほうがいいというか、別に言うことでもないことではありますが、

あまりにしょうもない小競り合いをしているので、発表することにしました。

これはオトンもオカンもやります。

で、やったあとはみんなで「ありがとう」を言おうぜと。

はじめは、子どもながらにも気恥ずかしい感じとか、

大人ながらにもわざとらしいかもなという感じがあったんですけど、

それも徐々に慣れてまして。

でもやっていくと、今日は何にもやっていないなという日もあります。

別にそれを指摘することもなく、明日がんばろうというのでもなく。

普通にやった人が言って、みんなが「ありがとう」と言う。

まあそれでも、小競り合いはなくなりませんが(笑)。

でも、先日はですね、

家族で鍋を食べながら、いつものように

「今日のやっといたぜ!を言おうぜ!」とオトンが言った時、

うちの長男が、

「あっ、夕方家に帰ってきた時、玄関がきれいになっていて、気持ちよかったんだよね」と。

やってもらったことが先に出てきまして。

「あっ、それオレ」と次男が言うという順番。

おっ、今ちょっと進化したんじゃないかと思ったわけですわ。

些細なことなんですけど、なかなかいい流れやと。

いつまで、これを続けるかわかりませんが、

わざとらしさもちょっと面白いんで、

もうしばらくはやってみようと思います。

nezumi

 

 

 

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