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オトンの心得・決めごと

2013.7.3

サプリメントじゃない効果

子どもの塾、どこに行かせる?あそこはどうだ、とか

これだけじゃ偏るからスポーツ関係もいいとこに通わせとかないと、とか・・・。

 

こないだ、なにかでそんなコメントを読んでいて、

親はいろいろ考えているんだなあと思ったんです。

と同時に、コメントの書かれ方だけの話かもしれませんが、

これサプリメントの話みたいだなと。

足りないところを効率的に補っておく、という感じがなんともサプリ(笑)。

 

実際プロの指導者のもとでは、いろいろ学ぶことができ

成功体験にもつながり、子どもの自信にもつながる。

このプロセスの中には子どもにとって、いいことがたくさんあると思うんです。

 

気になったのは、習わせるときの親のスタンスのようなところですかね。

プロに任せて効率的に効果を求める。というところ。

 

これ食べものに置き換えると、

okanなりotonなりがごはんをつくって子どもと一緒に食べる。

っていう感覚がそこにない感じがちょっとしたんです。

 

食事を楽しむということより、ただ栄養を摂取するという感じ。

 

ごはんをつくって、子どもたちにおいしいと言われるとやっぱりうれしい。

毎日つくっているokanもそう言います。

たまにしか料理をしないotonなんかは、ちょっとおいしいと子どもに言われようもんなら、

「おれ、才能あるんじゃなかろか」と勘違いするくらいうれしくなります。

つまり、親も気持ちがアガるんですわ。そしてたぶんそういうのは子どもにも伝わっていると思います。

(「まずい!と言わずにガマンして食え!」みたいな愛あるコミュニケーションもありですけどねw)

 

そういえば以前書いたコラム

「父と娘 やさしく理系な関係」

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ある日、Yさんは地球と月の自転と公転や、

月の満ち欠けとかの関係がよくわからなくて

「わかんないわかんないわかんない」

いつものようにお父さんに質問しました。

その時、お父さんは家にあったバスケットボールを地球に

ゴルフボールを月に、スタンドライトを太陽に見立て、

2つのボールを手に持ってまわしながら

月の満ち欠けの仕組みを教えてくれたんです。

これがすっごく分かりやすかったんですって。

そしてお父さんのことを『かっこいい』と思ったんですって。

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っていうことを書きました。

このお父さん、口ベタな方なんですって。

どうやったら理解できるかなって考えてボールをまわしたそうです。

そうやって説明して、子どもが「分かった!」ってなった時、

お父さんはうれしかったんだと思います。

子どもは、いろいろ工夫しながら教えてくれようとしていたお父さんの姿を、

ずーっと覚えているようです。

 

親にとっても子どもにとっても、こういうやりとりの中に

決して効率的ではない大切なものがあるような気がします。

 

ウチの子どもらも塾に通ったり習い事したり複数のものに通っています。

つまり複数のプロにお願いしてるんですが、本日そんなことをふと思いました。

 

photo-5 のコピー

ゴーヤの素揚げ。子どもにとってはおいしいかまずいか。

otonはビールのつまみに超ウマいのですが。

こちらは、子どもにおいしいと言われ

つい同じものばかり作ってしまうウルトラマンお父さん。

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