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子どもと会話
2022.9.1
芭蕉から寅さん
古池や蛙飛び込む水のおと
私たちは貴重な人生を生きて、いろいろな活動をしたり楽しんだり
するけれども、永遠の時間から見ると、ポチャンという間にすぎないんだ。
という意味だという禅の師匠。
おおー!なるほど。これは心打たれたと申しましょうか。
その後に現れる波紋にも思いを馳せてしまいました。
最近、長男が松尾芭蕉のことを仕切に、めっちゃかっこいい、と言っておりまして
「オトンは芭蕉の中でどの句が一番好き?」と聞かれました。
そんなこと聞かれても、思うかぶのが、
こちらのポチャンと蝉の声とつわものどもの3つくらいで、
これが一番だというのもなかなか言いづらいなと思いましてね。
そんな最中、こちらを読ませていただいたわけでございます。
もう一度、長男に聞かれたら答えようと思います。
「一番好きな句、そうだな、、。やっぱり
古池や蛙飛び込む水のおと、、、 かな。」
これは「一番好きな映画はなんですか?」と聞かれたときに
マッドマックス 怒りのデス・ロードです。
とすぐさま答える感じ、
いわば、王道で堂々とするという仕草にも似ていますね。
ちなみに、ここに紹介されていた別の句
かれえだに烏のとまりけり秋の暮れ
これもいいですね。
時の流れとともに枯れていく、錆びていく、苔むしていく、あれ?いつの間にかこんなとこにキノコが生えてる というありさまを好む私としては
その情景を想像をするとグッとくるものがあります。
芭蕉は、雪舟の絵とか利休の茶とかを芸術の目標にしていたそうです。
わびさびの世界ですね。冒頭の禅もわびさびで語られますね。
烏の秋もそれを感じます。
ついさっき
うちのデッキの手すりにとまり
カラスがカアカア鳴いておりました夏
失礼。
こちらは一気に「何も言えなくて夏/J-WALK」に寄ってしまいました。
話を戻します。
芭蕉は旅人ですね。旅人といえば寅さんですね。
彼が江戸川のどてに寝転んで言ったのがこちら
ほら見な。あんな雲になりてえのよ
どこか、冒頭のポチャンにも似ているような感じがします。
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