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【夏休み】おすすめ本、映画、ちょっとお出かけしたところ

2014.9.30

働くotonにオススメの絵本

「ウチはもう絵本を卒業しました」子どもが大きくなるにつれ、そんな言葉をきくようになります。それは同時に、親も絵本と触れあう機会が減るということ。「でも、絵本は小さな子どもだけのものではありません。むしろ人生をたくさん経験してからのほうが深く感じるものもたくさんあります」。そう語るのは、絵本セラピストの近藤麻智子さん。親子向け、大人向けに絵本読み聞かせの活動をしています。

「子どもが小さな頃は、絵本を読んでもらうと、『楽しかった。ドキドキした』と絵本の中で起こったことがそのまま体験になるんです。もう1回読んで!とせがまれた経験はみなさんもあると思いますが、それは絵本が理解できなかったのではなく、楽しかった体験をもう1回味わいたいという気持ちから。それが小学高学年となってくると、絵本の中の世界と今までの自分の経験が重なってくる。だから、ひとつの絵本でも人によっていろいろな感想が出てきます。大人になるほど深く感じるものもあるのが絵本だと思うんです」

今回は、近藤麻智子さんに「働くoton」にオススメの絵本を4冊選んでもらいました。人生経験豊富なお父さん、仕事のこと、家族のことをあらためて見つめるいい機会にきっとなりますよ。もう久しく絵本を読んであげていない、大きくなったお子さんと一緒に読むのもいいですね。

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クマよ 』 福音館書店

文・写真: 星野 道夫

アラスカを歩き、クマを見つめ、クマに見つめられてきた著者が遺した最後の写真絵本。

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『すえっこおおかみ』 あすなろ書房

文: ラリー・デーン・ブリマー

絵:ホセ・アルエゴとアリアンヌ・デューイ

訳:まさき るりこ

兄姉と自分を比べて悩む末っこおおかみ。そんな末っ子おおかみにお父さんは…。

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『パパが宇宙をみせてくれた』 BL出版

作: ウルフ・スタルク 絵: エヴァ・エリクソン 訳: 菱木 晃子

「ウルフ、いまから宇宙をみにいこう」著者の少年時代の思い出を描いた絵本。

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『どうぶつさいばん ライオンのしごと』 偕成社

作: 竹田津 実 絵: あべ 弘士

ヌーを襲ったライオンが裁判にかけられる。動物の世界のあるがままの姿を伝える絵本。

 

 

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近藤 麻智子

絵本セラピスト・アナウンサー

絵本セラピストとしては、小児科病棟での絵本の読み聞かせ、大人向け絵本セラピーのワークショップ「絵本のち晴れ」講師、親子向け絵本セラピーとヨガのコラボワークショップ「絵本ヨガ」講師など。TOKYO MX「TOKYO MX NEWS」キャスターとしてレギュラー出演中。

●写真:木原基行

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