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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

oton+to(オトント) > 新米オトン! > 「それは、決断とは言わない」

新米オトン!

2014.4.30

「それは、決断とは言わない」

男たるもの、決断するもの。
そう思ってました。
「優柔不断」な男って世の女性たちからは見放されていませんか?
私が青春を過ごした90年代の雑誌の特集やテレビ番組なんかでは、
お約束のように敬遠される男性像として登場した四字熟語でした。

という刷り込みが多くの男性になされていると思っていまして、
何となく男たちはズバッと決断しなければならい、気がするのです。
逆に女の子が迷ったり、なかなか決断できない姿、
それはそれでかわいくなくもない。
そういえば、免許を取り立てのころ、男子は道を迷っても女子に
ヒンシュクを買っていませんでしたっけ?(笑)

さて。
子どもができるとたくさんの赤ちゃんグッズを買うことになるわけですが、
オムツからベビーカーなどなど、金額の幅も大きいですね。
大抵のケースで、嫁は聞いてきます。

「どっちがいいかなぁ」

これまで買ったことがないのだから当然と言えばです。
私は間、髪を入れずに答えるのであります。
「こっち!」と。指を指しながら。

「なんで?」
「・・・・・」

なんで、なんで?と聞くんだろう。
即決こそが善だと思い込み、とにかく負担を減らそうと、
良かれと思ってしたことでしたが、理由を
答えられないことに逆に不快感を与えてしまいました(涙)
子どもが生まれる前もあったこのやりとり。
何とな〜く、許されてきていましたが、

「どっちでもいいんでしょ?いいよ、私が決めるから」

と愛想を尽かされてしまいます。
何も考えていない。
それを決断とは言わない、と嫁は言っているのです。
重要なことは、考えること。「一緒に考える」のがベスト。
答えよりもそこにいきつくプロセス、思考の跡が重要なのでした。
と気づくも、時すでに遅し。

子どもを産み、ひとときも気を抜けない母親は、
のんきに気を抜きまくっている休日のオトンを見逃しません。
大いなるまなび。

shinmaioton_E

 

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