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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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法人向けぷち社食サービスを提供する会社  経営 東京都北区 沢木 恵太さん(31歳)
オトンの流儀とか
ビジネスマン編 Vol.22

自分で能動的に選択できるようになってほしい。年少さんなら確実に出来ると思います。

法人向けぷち社食サービスを提供する会社  経営 東京都北区 沢木 恵太さん(31歳)

法人向けぷち社食サービスを提供する会社  経営 東京都北区 沢木 恵太さん(31歳)

家族構成:妻、娘(6歳)、娘(4歳)、娘(2歳)、娘(0歳)

聞き手:oton+to編集長 布施太朗

―なるほど、似ているところは多そうですね(笑)。そんなご夫婦が決めた我が家の独自ルールってありますか?

他が分からないので何が独自かは分からないのですが、そうですね、かなり自分でやらせる文化が強いですかね。年少の子も自分で幼稚園の準備をしていますし、寝るのも子ども部屋、ママと一緒に寝ていませんし。

―欧米ですね。

寝かしつけはママがいないと泣いちゃう時があるのですが、それでも2歳の頃から別でした。

―そういうところも奥様と考え方が合っていたんですね。

お互いがいろんなところで情報を仕入れてきて、すぐシェアするんです。妻は公園で他の人から聞いたりとかが多くて、僕は何かの記事を読んだりとかで。そういうところから、自分で決めさせるということが我が家の考え方になりました。上の子と同じ基準でやらせるので、下の子ほどハードルが高いんですが。ただ、準備がちゃんと出来ていない時も、「何々やりなさい」という叱り方はせずに、「次は何やるんだっけ?」と考えさせるやり方で子どもと接しています。

―そうすると、親としては時間の忍耐力のようなものが必要ですね。

時間も子どもと共有しています。「長い針が4になったら歯磨きを終えていなさい」とか。そうするとその前くらいに時計を見るということを子どもも理解するので。

―お尻の時間を共有しているんですね。

お尻ももちろんですし、そのためにはどのくらい前から始めなければならないかも共有します。だから準備も、何時になったら始めるというのも習慣になっています。1番上の子がリーダーシップを発揮して、妹に「これから準備するよ」と言ったりしています。

―上の子に「お姉ちゃんだから」という言い聞かせ方は?

それはないです。ただ、リーダーという言い方はしています。次女はサブリーダーで3女はチビリーダーなんです(笑)。そうするとそれぞれに自覚が芽生えるんです。娘には「パパもリーダーなの?」って聞かれますが「パパはボスだよ、会社でもボスだよ」って、そんなことをご飯食べながら話しています。

―具体的に「何をしなさい」と言う前に、「自分は何をすべきか」という役割意識が、他の場面でも生かされているんですね。

そこまで考えていなかったかもですが、今、話しながらそうだなと(笑)。もともと子どもの育て方に対する僕の考えとして、人生、能動的に選択出来るようになってほしいという気持ちが強いんです。それは社員に対しても同じです。例えば、なんとなく安定しているから公務員になるというケースと、こういう課題に対してこうやって変えたいから公務員になるというケース、どちらが楽しい選択かでいうと後者だと思うんです。とにかく全てのことを能動的に捉えた方が人生ハッピーになると思っているので、それが出来る子になってほしいと思っています。自分で考えさせるというのはここに繋がります。これは妻とも擦り合わせしているので、彼女も娘たちに対して自分で考えさせるコミュニケーションをしてくれています。

沢木 恵太さん

今回の"オトン"なビジネスマンは、

沢木 恵太さん

株式会社おかん 代表取締役 CEO
長野県出身。
家族構成:妻、娘(6歳)、娘(4歳)、娘(2歳)、娘(0歳)

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父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

布施太朗・著¥1,300(税抜)

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