家族が幸せになる、お父さんスタイル

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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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起業家 埼玉県川口市 田所雅之さん(39歳)
オトンの流儀とか
ビジネスマン編 Vol.32

「お前の幸せとはなんぞや?」1番の教育は、それを自分の生き方で見せること。 【前編】

起業家 埼玉県川口市 田所雅之さん(39歳)

起業家 埼玉県川口市 田所雅之さん(39歳)

家族構成:妻、息子(4歳)、息子(1歳)

oton+to編集長 布施太朗

第1回家族は制約でもありますが、レガシーを残したいという動機にもなりました。

―会社をたたんでまた立ち上げたと。

僕、手に職があって、同時通訳が出来るんですよ。同時通訳って週2回働いたら6~70万円くらい稼げるんです。それをベースに出来るので、週2回同時通訳で働いて、あとの5日は起業ということをやっていました。起業4社目の時に、それも上手くいっているような上手くいっていないような感じだったのですが、ツアーコンサルを始めたんです。日本の経営者を30人くらいシリコンバレーに連れて行ってシリコンバレーの企業と繋げたりですね。そんな中シリコンバレーのベンチャーキャピタルから声がかかって、投資家として3年活動をしました。これが良かったです。投資家と起業家の両側の視点から日本とアメリカ、東南アジアも見ることが出来たので。それから100社くらいのアドバイザーをやり、いっそのことコンテンツとしてまとめようとしたのが、書き出したのが今回の本です。スライド500ページが800ページ、1200ページとなり、2500ページを越えました。

―すごい量ですね。

先ほども言いましたが、子どもとか家族がいてくれたおかげで出来たことです。子どもがいる制約といいますか、クリエイティブって制約があってこそだと思うんです。限られた時間の中で最大限に発揮するにはどうしたらいいかを考えるようになったので。そうしていくと、自分以外の人の時間も貴重に感じることが出来るようになりました。そこも大事だなと。

―そのエネルギーの根っこはどこですか?

子どもはストッパーなのですが、レガシーを残したいという動機にもなっています。僕の使命ってなんだろうと考えた時に、課題解決をすることだと。それでまずは自分自身の課題解決をしたいと思っていたので、これを書いたという感じです。

田所雅之さん

―ご家族、お子さんの存在が火を付けたんですね。

そうですね。僕の両親は離婚しているんです。だから結婚や家族というものにいいイメージがなかったんですね。離婚は僕が大人になってから。30歳くらいの時だったんですが。ちょうど家族構成が一緒なんですよ。僕、兄がいる2人兄弟で、うちも息子2人なので。でも実際に子ども2人いるとすごく可愛いんです。なんで親父は自分が息子に接しているみたいに自分に接しなかったのかすごく疑問に思うんですけどね。

―田所さんが今、お子さんに接しているような感じではなかったんですね、お父様は。

僕、親父と腹の底から笑った記憶がないんです。笑い合ったり気持ちが通じたという記憶がない。常に壁があるというか緊張するというか。うちの4歳の長男のことを僕は一番の友達だと思っているんです、本当に。今1番遊んでいる相手です。

―ほう!ご長男とはどんなことして遊んでいるんですか?

近くの銭湯に行っています。週4回ほど。あと、うちはタワーマンションに住んでいるんですが、子どもがここの55階が好きなので一緒にエレベーターに乗ったり、週末はみんなで近所の公園に行きます。

―銭湯は、夕食後?

夕食後です。いずれにしろ、僕が風呂に入れる役目なので、それだったら銭湯に行ってしまえという感じです。銭湯、安いですしね。子どもは70円で入れて、僕は300円。安さは大きいです(笑)。

―息子さんも銭湯に行きたがりますか?

そうですね。広いので泳いだり出来ますし、いろいろ遊べるので。風呂上がりにアイスを食べたりジュースを飲んだりできますし。

―いつ頃から銭湯通いが始まったんですか?

息子が3歳半くらいからです。行くようになってから息子との距離がすごく近くなりました。男同士、裸の付き合いなんです。息子とは1時間近く2人でいるというのは大きいです。

―下のお子さんとは?

まだ嫁にくっ付いています。でもそろそろ2人連れて行こうと思います。そしたら楽しいですよね。大変ですけど(笑)。

―奥様と下の子が一緒に銭湯には?

1回行っただけです。女性は面倒くさいこともあるんじゃないですか。いろいろ持って行かなきゃならなかったり、理由は聞いていないですけど。

 

―まあ男性のほうが気楽ですよね。寝かしつけもお父さんが?

寝かしつけは嫁がやります。僕は銭湯から帰ってきたら、近くのファミレスかカフェに行って仕事をしています。

―自宅で仕事ではないんですね。

自宅では出来ないんです。僕の部屋があるんですが、子どもが遊ぼうっていって部屋に来ちゃうんです。そういえば先日、息子2人と3人でドラえもんを観たんです。「スタンド・バイ・ミー ドラえもん」っていう映画を。いつもは落ち着きがない下の子も、じーっと観ているんです。ドラえもんすごいなと思って。それに自分が子どもの時に観ていたものを息子も観ているというのがいいですね。

―それは思いますね。嬉しくなりますよね。

でも僕の視点は変わりますね。のび太視点じゃなくのび太のママ視点になっちゃいますから。この映画、しずかちゃんが結婚する前日に「お父さん、ありがとうございました」っていうシーンがあるんですが、その時は完全にオトン目線になりましたから。お父さんが「こっちがありがとうだよ」みたいなこと言ってね「生まれてきてくれてありがとう」というようなことを。もうグッと来ちゃって。これは子どもがいなかったら分からなかった感覚だなと。

―お子さんが出来たことで芽生えた新たな感覚を実感されたと。

はい。息子に対する愛情って嘘がないなと本当に思います。そういう、なんの見返りも求めない愛情というのは子どもが生まれてから芽生えたものです。それは大きい。

【第2回】「優等生でいることと、あなたの人生がハッピーであることは全く相関しないと僕は思っているんです。」に続きます。

関連リンク

田所雅之さん

今回の"オトン"なビジネスマンは、

田所雅之さん

株式会社ユニコーンファーム  代表取締役社長
家族構成:妻、息子(4歳)、息子(1歳)

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父親が子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない。

布施太朗・著¥1,300(税抜)

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