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広告会社 勤務 千葉県 我孫子市 山本 航さん
オトンの流儀とか
ビジネスマン編 Vol.31

この家に来た親父がボソっと言ったんです。「好きに生きるのもいいもんだな」って。その意外な一言に、思わず感動してしまいました。

広告会社 勤務 千葉県 我孫子市 山本 航さん

広告会社 勤務 千葉県 我孫子市 山本 航さん

家族構成:妻、息子(小1)

聞き手:oton+to編集長 布施太朗

―料理以外、趣味は?

実はキャンプに行きたいなと思ってテントなんかも一式揃えて練習したにも関わらず、まだ1度も行っていません(笑)。

―あとはスケボーですね。僕と妻と子ども、3人でやります。

奥様もスケボーされるんですね。

―ガンガン乗ってます。

(奥様)ガンガンではないです。

よく車の後ろにつかまってスケボーしてます。

(奥様)つかまってないです(笑)。でも結婚前から2人でスケボーをしていたんです。付き合い始めてすぐにスケボーを教えてもらってたらハマっちゃいました。グアムに行った時もスケボーデートしていました。

こういう、スケボーするお母さんって僕、かっこいいと思います。2020年の東京オリンピックでスケボーが公式種目になるので、これからはスケボーママがくるんじゃないかと思っていますから(笑)。

(奥様)スケボーしていたりすると、たまにお義父さんとすれ違うよね。

手賀沼の道でバッタリ会うんです。千葉の柏に住んでいるので、このあたりを自転車で走っているんです。ロードレーサーに乗っていて「おいっ」って声かけられたりして。

山本 航さん

―そうなんですね。お父様はこの家のこととか何か仰っていましたか?

僕はよく親父から「お前はなんでそんなに自由に生きてるんだ」って呆れらていました。親父は保険会社で働いていて、とても硬いというか真面目な人なんです。その親父がこの家に来て、バルコニーでタバコを吸っていた時にボソっと言ったんです。「好きに生きるのもいいもんだな」って。僕、この家が出来た時、たくさんの友人・知人に見てもらいたいと思っていましたが、このひとことを聞いたときに、「あぁ、一番見せたかったのは親父だったんだな。」って気付かされましたね。

―言われてどうでした?

僕が何をしても「お前のすることはよくわからん」ってずっと言われて育ったので、なんというか、妙に感慨深いというか、ジーンときてしまいましたね。そんなこと言われるなんて思ってもみなかったので。

山本 航さん

―やっと認めてもらえた、という気持ちですね。

そうですね。親父って社会のルールとかをすごく大切にして、それを違反する人をしっかり怒るタイプである一方、自分の中に創造性とかクリエイティビティというのをすごく持っている人なんです。今も陶芸をやっていて作品もたくさんあって、ウチにもどんどん送ってくるんですが(笑)。だから親父ももっと好きにやればよかったのに、と、親父に対して思ったこともありました。親父は僕に、自由や創造性と社会やルールとのバランスを伝えようとしてくれていたんだと思います。今の僕は親父のおかげでもあるのでありがたいなと思います。僕も小さい頃、粘土とか好きだったんです。小さい時に僕が作ったものは今でも親父が大事に持ってくれています。

―そういうことはお子さんにも伝えたいと思いますか?

まあ、社会のルールとかは放っておいても覚えると思うのでね。僕達、どちらかというと破天荒な両親だと思うんです。

(奥様)私はべつに。

えっ!ひとりにしないでよ(笑)。

(奥様)知り合った時はこんなに破天荒だと思っていなかったんです。結婚してから、ああ、こんな面があったんだって気づきました。

―では、お子さんにたったひとつのことしか伝えることが出来ないとしたら、何を言いますか?

人に優しくなること、人の気持ちをわかってあげられること。ですね。これはいつも子どもに言っていることなので、本人も分かっていると思います。子どもって、何かに上達して出来るようになると、すぐ得意になってしまうと思うんです。でも「出来なかった時のことを絶対に忘れちゃだめだよ」って言います。足が遅かった時のこと、もっと弱かったときのことを覚えていると、人に優しく出来る。それが本当の強さだよと。これは僕自身がそう思っているので。過去の出来なかった自分を消しちゃダメだと。弱かった時の自分は大事です。

山本 航さん

―なるほど、では最後に。奥様から見てご主人は100点満点中何点ですか?

(奥様)いやあ、そうですね、満点です。

絶対ウソだよ。

ウソなんですか?

(奥様)いえいえ、本当です。
ちょっと水飲んできていいですか(笑)。

―どうぞ(笑)。ありがとうございました。

山本 航さん

今回の"オトン"なビジネスマンは、

山本 航さん

TBWA\HAKUHODO 家族構成:妻、息子(小1)

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