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子どもとがっつり遊べる時期はそう何年もない

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IT企業経営 東京都豊島区在住 澤田智廣さん(52歳)
特別連載企画
"オトン"なビジネスマンインタビュー Vol.04

息子は、父親の年収を超えたいって言っていました(笑)。

IT企業経営 東京都豊島区在住 澤田智廣さん(52歳)

IT企業経営 東京都豊島区在住 澤田智廣さん(52歳)

家族構成:妻、息子(中1︎)、息子(5︎歳)

“オトン”なビジネスマン、第4回は、IT会社を経営する澤田智廣さん。ボーリングをこよなく愛する元PTA会長。ご自身の経営する会社には息子さんとそっくりの社員さんがいるのだとか。子どもの育て方と社員の育て方、親父を超えたいという気持ちのなかで気づいたことなどを伺いました。

聞き手:oton+to編集長 布施

―はじめまして。今日はお仕事関係の取材ではなくお父さんとしての取材をお願いできればと。よろしくお願いします。

はい。そういうお話ですよね(笑)。よろしくお願いします。息子が小学5年の時から2年間PTA会長をしていたんです。今年息子が卒業したので、会長も退任になったんですけれど、前会長さん達から継続している親父の会っていうのがありまして。お母さん同士はしょっちゅう学校に行ったりするので繋がってるんですけど、お父さん同士は繋がってないねという話で、うちの学校はたまたまお父さん達に年に一度集まってもらい、先生方とお父さん達の懇親会を学校で、私立の学校なんで短大のカフェテリアのスペースを借りて、給食を提供している業者さんに頼んで食事出してもらって毎年やってるんですよ。それ以外にも先生方とお父さん達でゴルフに行こうみたいな。そうするとお父さん同士また知り合いになれて、さらにその中でまた新しく生まれたのが親子スキー教室。すごく上手なお父さんがいて、彼はお医者さんなんですけど。その人が冬にスキー教室をやらないかと。親父が子ども達をスキーに連れていこう!みたいな企画でやってもらいました。総勢40人ほど。うちの学校の親と子どもが20人くらいでしょうか。

―それはお子さんも楽しいですね。

だから、もう子ども達がそれに行きたくてしょうがないんですよ。金曜日の夜に行って日曜日に帰ってくるんですけど。お母さんがいなくてお父さんだからユルいじゃないですか基本的に。そうすると、もうゲームし放題。ゲーム天国、今の子はゲームですから。だからもう楽しくて夜寝ないんです。あまりにも寝ないから、飽きれて僕が子ども達の部屋に行って、「消灯って言ってもゲームを布団の中で隠れてやってるからダメだ。おじさんもここで寝る」とかって言ってみんなで寝たり。学校の中での親父の取り組みっていうんですかね。そういうのをやらせてもらってました。前の会長達がやってきたことを継承しているだけなんですけどね。

―ここはサラッとで恐れ入りますが、お仕事は?

IT会社の社長を25年やっています。システム開発の会社です。

―平均的な平日のスケジュールはどうなっていますか?

朝、会社に来るのが9時ぐらいで、家に帰るのは23時ぐらいですかね。結局、仕事の時間とあとはお付き合いですね。業種交流会やお客さんとの会食。仲間ももちろんあって、ほとんど毎日会食です。だから平日に夕食を家で食べるということはほとんどないです。土日だけですね。

―奥様は専業主婦ですか?

一応働いています。うちの社員です。でも今はパート的な感じで働いていますね。

―平日の朝食は?

僕、ダイエットしてるので、朝食はプロテインを飲むだけなんですけど、でも子どもたちの食事には付き合います。

―じゃあ、食卓を囲んでお父様はプロテイン。

澤田智廣さんはい。子ども達には「ご飯早く食べろ、お前ら、早く、もう時間ないんだから」みたいな感じで。たまに、カミさんが調子悪い時には僕が用意したりもします。用意って言ってもパン焼いたりなんかと、あとはスープ、カップスープとかあるじゃないですか、それを作って出すぐらいですけどね。

―お子様と平日に会うのは朝だけですね。

長男が遅くまで起きていれば会える可能性があります。必ず長男が夜の8時か9時ぐらいに電話してくるんです。「今日何時に帰ってくる?」って。しかも、カミさんの携帯からだから、どうしようかな、出ようかな、やめようかなって悩んだりして(笑)。

―それは奥様が、「ちょっとパパに電話して」という感じで?

いえ、息子が自分から。カミさんは別に夕方メールで「今日は帰り何時?」っていうふうに来ますから、それとは別に電話がかかってくるんです。

―お父さんの帰り待ち遠しいんですね。

そうですね。長男は待ち遠しいんじゃないんですか。「今日は早いよ」って言うと、「あ、じゃあ待ってるよ」って言いますし、「遅いから寝てて」っていうと、「わかった」って。

―なんだかすごくラブラブですね。

どうなんでしょうね。男しかいなんで、ちょっと分からないんですけどね。

―で、帰られてお子さんが起きてる時は、なんか話をするんですか。

そうですね。まあだいたい、起きてて僕に用事がある時は何々が欲しいというお願いですね。「パパ、アマゾンで注文して」とかそういうパターンです。彼の策略があるんで。あとは相談。「これ買いたいと思ってるんだけどどうかな?」と。

―休日はどのようにお過ごしですか。

休日はですね、基本的に100%仕事をやりません。で、家族と過ごす。土日はゴルフはやらないんですよ。

―ご家族とはどういうふうに過ごされていますか。

例えば下の子はスイミングを習っていて、スイミングの送り迎えやったり、あとは上の子はボーリングをやったり、ゲームセンターでゲームをやったり。あと、下の子を公園に連れていって一緒に遊んだり。

―朝から活動的に動かれるんですか。

そうですね、ボーリング、最近はちょっと控えているんですけど、三年ぐらい前は早朝ボーリングしましたね。安いんで、長男と二人で行って来るよって言って7時半に家を出るんです。で、10時ぐらいまでやって帰るんですよ。毎週土曜日の朝。7時50分ぐらいに着くとギリギリ一人1000円か1500円ぐらいで投げ放題なんです。だいたい5ゲームくらい投げますね。

―けっこうガッツリですね。

僕の年代は中学生ぐらいの時によくやったと思うんです。しばらくやってなかったんですが、ある日、息子がラウンドワンのスポッチャに行きたいと。それでスポッチャに行ったんですけどものすごく混んでるわけですよ。それで、ボーリングならすぐ出来るけどどうだっていうのがきっかけですね。それで、また始めたっていうか。で、会員になって三回行くとマイボールを2000円ぐらいで作ってくれるんですよ。それですぐ作っちゃって。子どもはそれで満足しますけど、大人はもっといいボールが欲しくなるじゃないですか。もう4つぐらい作ってしまいました。(笑)

―これは親父自らがはまっていくっていうパターンというやつですね。

今日も夜ボーリングなんですよ、実は。大人たちのね(笑)。業界の健保組合で理事を担当しているんですけど、3年前に先輩理事と僕と二人で企画したんです。健康増進のためにボーリングやったほうがいいよねって。それが健保組合のボーリング大会が開催につながったんですよ。

―オンもオフもボーリングに巻き込んでいますね。

ボーリングって誰でもできるじゃないですか。で、雨降ってもできるので、だからすごく楽しいイベントになりますよね。学校でもボーリング大会を毎年一回やってるんですよ。ここはさすがにお母さん達が多いですけどね。

―これまでにお子さんとの関わりの中でやって良かったなって思うことを教えていただけますか。

まあ、色んなところに長男を連れていってるんですよね。お父さん達の集まりでも。で、まあ、僕がどんな立場で仕事をしているのかとか、どんな人達と接しているのかっていうところを長男はよく把握してて。学校の成績はさておき、友達との付き合いっていうんですかね。すごく交友関係が広いみたいに言われてますね。

―お父さんの人間関係みたいなのって、結構、子どもはビンビン感じるみたいですからね。

なので、そういうところに何かあると連れていきます。高校のOB会っていうのがあるんですけど、そのOB会の食事会とかにも「息子です」って言って連れていったりとか。

―他にもお子さんを連れてきている人っていますか?

あんまりいないですね。まあ、そこは先輩、後輩がいる会なんですけれども、僕、そこでも役職をやっていて、人数足りない時に連れて行くような感じなんですけどね。

―お子さん、その場ではどんな感じなんですか?

3、4年生のときはすぐ人と話したりしていましたけど、5、6年生になるとあんまり喋らなくなりました(笑)。

―たしかに3、4年生が一番無邪気かもしれないですね。では、逆にこれは失敗したな、なんてことはありますか?

スポーツですね。例えば近所の野球チームとか、近所のサッカーチームに入れなかったんですよ。微妙な理由なんですが。やらせたのはスイミングに行ったり、ゴルフのラウンドレッスンみたいなのに連れていったり、要するに一人で完結するスポーツをやらせちゃったんですよね。そうすると、やっぱりチームでやるスポーツは、その中で自分の立ち位置を意識できるじゃないですか。だけど一人のスポーツだと他と比べてっていうのはなかなか難しいですよね。水泳の試合行って、負けて、ああダメだったって分かるんですけど、チームスポーツの練習の中で下手とか上手いとか、誰は投げるのが得意だとか、自分は何が得意だとかっていうのが分かること。そういう仲間との中での自分と仲間との位置づけという経験をさせなかったのは、ちょっとマズかったかなと思ってまして、下の子は5才ですけど、もうちょっとしたら地域のサッカーチームとか、野球チームに入れたほうがいいんじゃないっていうのをカミさんと相談したばっかりでした。

―チームに入れなかった微妙な理由というのは?

カミさんがあまり人付合いが得意ではなくて、、、。でもやっぱり色々な環境の子ども達と関わらせる事は大事だねって。いい環境を与え過ぎちゃったっていうんですかね、長男には。やっぱり最初の子って不安だから、安心なところ、安全なところって行くじゃないですか。それで甘やかしすぎたっていうんですかね。ちょっといい環境を与え過ぎたので下は気をつけて育てようって。
長男は思ったことがなんでも実現できると思っています。(笑)今まで実現してきたから。やりたいって言うとできる。やっぱりやらせちゃうじゃないですか、僕、甘い方なんで。だからラジコンもはまって、こんなにでっかいラジコンをね。

―言えばなんでもパパが叶えてくれるんですね。

それがあって電話の「これが欲しいんだけど」に繋がるわけですよね。それはよくないなと思って。

―よくないなと思われだしたのはお子さんが何歳ぐらいの時ですか。

やっぱり4年生ぐらいになってからですかね。心理学で言うと小学校入って6年生までの間に、その人の人生脚本を描くっていうのが言われていて、なので、失敗したなっていうのは凄くあります。下の子はまだ5才なんですけど、けっこう厳しくしています。僕は。下の子に対しては。母親は上の子に厳しくて下の子に優しいんですけど、僕は上の子に優しくて下の子に厳しいんです。

―それはご夫婦でバランスは取れてるということですね。

そうですね。カミさんは上の子をワーって叱るじゃないですか。「バカヤローそんなことして」って。で、僕は守るじゃないですか。その時にカミさんとケンカになることもしばしばありますけどね。(笑)

―上の子、下の子はそれぞれどちら似ですか?

下の子は僕に似てますね。で、上の子はカミさんに似てるのかな。だから僕にしてみれば二人のやってることとか、話してることは同じことでしょって思うんですけどね。

―上の子はお母さん似なんですね。

やっぱりそうですよね。小学校に入る前ってお母さんと子ども2人きりじゃないですか。お父さん、あんまり関与してないじゃないですか。どうしても考え方がお母さん的になってきますよね。

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澤田智廣さん

今回の"オトン"なビジネスマンは、

澤田智廣さん

株式会社システムクエスト 代表取締役社長
福島県いわき市出身。
家族構成:妻、息子(中1︎)、息子(5︎歳)

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